ジャズチャンツの価値、知っていますか?― あなたが思っている何倍もすごい英語学習法です

イースマイルの生徒たちを見ていると、「これ」をしっかりやっている子は、やっぱり伸びます。
文法の理解が早い。
英文が口から出やすい。
発音やリズムも自然になっていく。
英検の勉強にもつながり、中学校に入ってからの定期テストでも力を発揮します。
では、その「これ」とは何でしょうか。
問題集でしょうか。
単語暗記でしょうか。
文法ドリルでしょうか。
もちろん、それらも大切です。
でも、私がここで言っている「これ」は、少し違います。
それは、
歌やジャズチャンツを、しっかり歌い込むこと。
です。
「歌?」
「それって、楽しく英語に触れるためのものでは?」
そう思われる方もいるかもしれません。
でも、私はここをぜひ知っていただきたいと思っています。
ジャズチャンツは、ただ楽しいだけのものではありません。
文法、語順、発音、リズム、イントネーション、音のつながり、そして英語の語感まで。
子どもの英語力を育てるための、とても大切な要素が詰まっています。
そしてイースマイルでは、このジャズチャンツを、単なる「お楽しみ」としてではなく、文法学習の土台として使っています。
新しい文法を説明してから歌うのではありません。
まず、その文法がたくさん入ったチャンツを先に入れておく。
何度も聞く。
何度も歌う。
何度も口にする。
そうして、子どもたちの耳と口にその英文の型を入れてから、後で文法として整理していきます。
イースマイルが大切にしているのは、理解してから使うことより、まず言えるようになること。です。

ジャズチャンツで英文法が身につく理由
イースマイルでは、新しい文法項目を本格的に導入する前に、その文法が入ったチャンツを先に取り入れます。
たとえば三人称単数現在形なら、
What does he do at seven o’clock?
He studies English at seven o’clock.
というような表現を、リズムに乗せて何度も繰り返します。
この段階ではまだ、
「三人称単数現在形だから does を使う」
「does の後ろは動詞の原形になる」
と文法用語で説明できなくても構いません。
大切なのは、
理解するより、まず言えること。
です。
何度も聞いて、何度も口にして、
What does he do … ?
という形を、まず耳と口に入れておく。
そして後から文法として学んだときに、
「あ、これ知ってる」
「これ、歌っていた形だ」
とつながっていきます。
ゼロから文法ルールを頭で覚えるのではなく、すでに音として知っている英語に、あとから意味とルールを与える。
だから、子どもにとって文法がとてもわかりやすくなります。

難しい英文法も、ジャズチャンツなら自然に入る
難しい文法も、チャンツなら自然に入る
これは三人称単数現在形だけではありません。
たとえば、
Have you been abroad?
のような現在完了。
I wish I had a horse.
のような仮定法。
文字で説明すると、少し難しく感じる文法でも、チャンツならリズムに乗せて楽しく何度も繰り返すことができます。
最初から「現在完了とは」「仮定法とは」と完全に理解しなくても大丈夫です。
まずは言えるようになる。
耳に残る。
口になじむ。
そして後から文法を学んだときに、「この形、知ってる」となる。
難しい文法ほど、最初の出会いが「説明」ではなく「音」であることは、大きな助けになります。
ジャズチャンツで問題集だけでは育ちにくい「英語の語感」を育てる
問題集だけでは育ちにくい「語感」
問題集では、文法ルールを確認したり、正しく使えているかを確かめたりできます。
もちろん、それも大切です。
でも、実際に英語を話すときに、
「主語が he だから……」
「疑問文だから does を使って……」
「does の後ろだから原形で……」
と、一つひとつ頭の中で組み立てていたら、なかなか自然には話せません。
チャンツで何度も言い込んでいると、
What does he do … ?
という形が、ひとかたまりで口から出るようになります。
そして、
What does he does … ?
と聞くと、「なんとなく変」と感じるようになる。
この、なんとなくこちらの方が自然という感覚が、英語の語感です。
私は、小学生のうちからこの語感を育てることがとても大切だと考えています。

ジャズチャンツで身につくのは文法だけではない
ジャズチャンツで身につくのは、文法だけではありません。
同じ英文を何度も音で繰り返すことで、
語順、発音、強弱、リズム、イントネーション、音のつながり、自然な英語のかたまり
まで一緒に学びます。
つまり、ただ一つのチャンツを練習しているように見えて、実際にはとても多くのことを同時に学んでいるのです。
英語は、本来「音のある言葉」です。
だからこそ、文字だけでなく、
耳で聞き、口で言い、身体で覚えることが大切です。
ジャズチャンツは「楽しいだけ」に見えるからこそ学習効果が見えにくい
楽しそうだからこそ、学習効果が見えにくい
問題集は、何ページやったか、何問正解したかが目に見えます。
そのため、大人から見ると「勉強した」という実感を持ちやすいものです。
一方、歌やチャンツは楽しそうに取り組んでいるぶん、その学習効果が見えにくいことがあります。
でも、私はむしろ、
歌やチャンツこそ軽く扱わないでほしい
と思っています。
問題集だけでは育ちにくい力が、そこにあるからです。

ジャズチャンツは英検学習や中学校の英語テストにもつながる

英検学習にも、中学校のテストにもつながる
この「先に音で入れておく」という学び方は、その後の英検学習にも大きく役立ちます。
現在完了や仮定法なども、チャンツで何度も口にしていると、英検でその文法を本格的に学ぶ頃には、すでに耳と口になじんでいます。
そのため、初めて見る文法として覚えるのではなく、
「これ、聞いたことがある」
「この形、知っている」
という状態から学習を始めることができます。
これは英検だけではありません。
中学校に入ってからの定期テストにもつながります。
文法をただ暗記するのではなく、すでに何度も口にしてきた英語を、あとから文法として整理する。
だから理解しやすく、定着しやすい。
その積み重ねが、英検学習にも強くなり、中学校のテストで高得点を取る力にもつながっていきます。
ジャズチャンツを文法学習につなげるイースマイルの英語レッスン
イースマイルだからこそできる学び
文法説明や問題演習だけでは補いきれない部分を、音声学習で支える。
それが、イースマイルのレッスンの大きな特徴です。
三人称単数現在形を学ぶ前には、その文法が繰り返されるチャンツを。
過去形を学ぶ前には、過去形がたくさん出てくるチャンツを。
現在完了や仮定法も、文法として学ぶ前から音で何度も触れておく。
そうすることで、文法を「頭だけの知識」にしないようにしています。
イースマイルが目指しているのは、
問題を見ればわかる英語ではなく、
聞いてわかる英語。
自然に口から出る英語。
相手に伝わる英語。
です。
ジャズチャンツは「歌い込む」ことで力になる
ただし、この力を得るためには「歌い込む」ことが必要です
ジャズチャンツは、一度や二度歌っただけでは、その良さを十分に生かせません。
何度も聞く。
何度も真似する。
何度も声に出す。
何度もリズムに乗せる。
そして、考えなくても口から出るところまで繰り返す。
そこまでやって初めて、文の型が口に残り、音が耳に残り、英語の感覚が身体に残ります。
チャンツは、「やったことがある」だけでは足りません。
歌い込んでこそ、力になる。
だからこそ、ご家庭でもチャンツを後回しにせず、ぜひ大切にしてほしいと思っています。
ジャズチャンツは、楽しいから取り入れているのではありません。
文法を頭だけで覚えるのではなく、耳と口と身体に入れるために使っています。
理解する前に、まず言える。
言えるものを、あとから理解する。
その積み重ねが、英検にも、中学校のテストにも、そしてその先の「使える英語」にもつながっていきます。
だからイースマイルでは、これからもジャズチャンツを大切にしていきます。



