小学校卒業は英語教室のゴールではありません【後編】中学生になったら学習塾へ?

小学校卒業は英語教室のゴールではありません(後半)

〜長年育ててきた英語力を、ここで終わらせないために〜

前編では、イースマイルが中学生までの一貫した学びを大切にしている理由についてお伝えしました。

今回は、子どもたちが長年かけて育ててきた英語力の価値と、その力をさらに伸ばしていくために大切なことについてお話ししたいと思います。

目次

中学生での学習塾への切り替えは、本当にステップアップ?

疑問がある女性

学習塾と英語教室では、学習の目的が異なる

「中学生になったら、英語教室を辞めて学習塾へ」
それは本当に、お子さまの英語力を伸ばす選択なのでしょうか。

すでに中学校の学習内容を大きく超えた英語を学んでいる子どもにとって、一般的な学習塾への切り替えは、むしろ学習レベルを下げる選択になる可能性があります。

私は、そのことを保護者の皆さまにぜひ知っていただきたいのです。

一般的な学習塾では、学校の授業内容の理解や定期テスト、高校受験に向けた指導が中心となります。

もちろん、それも大切な学習です。

しかし、すでに英検3級レベル(中学卒業レベル)の英文を読み、英作文に取り組んでいる生徒が、学校の教科書に沿った文法演習や問題演習を中心とする授業に切り替えた場合、どうなるでしょうか。

学習内容の難易度が下がり、それまでの成長のスピードが鈍くなってしまう可能性があります。

中1になり、塾で英語を学ぶと、アルファベットを習い、簡単な単語を習い、初歩的な文法を1から学ぶことになります。

考えてみて下さい。

英検3級レベルの英語を学んでいた生徒が、わざわざ貴重な時間とお金と労力をかけて、アルファベットからもう一度学びなおす必要があるのでしょうか?

今の英語力に合った学習環境を選ぶことが大切

イースマイルの中学生クラスでは、高度な読解やライティングに加え、
小学生クラスの時と同じように、自然な英語を聞き取るための音声変化や、正確で伝わりやすい発音のトレーニングも継続しています。

しかしながら、塾に通い、学校のテスト対策を中心とする学習に切り替えた場合、こうした実践的な内容に触れる機会が減ってしまうかもしれません。

もちろん、高度な英語学習に対応している塾もあります。
大切なのは、短絡的に「塾へ行くこと=より高度な学習になる」と考えないことです。

お子さまの現在の英語力と、これからどのような力を伸ばしていきたいのか。
そのことを見極めて、学習環境を選んでいただきたいと思います。

未来

長年積み重ねてきた英語力の価値を知ってほしい

高学年・中学生からの入会が難しい理由

イースマイルには毎年、小学校高学年や中学生のお子さんの入会について、たくさんのお問い合わせをいただきます。
大変ありがたいことなのですが、実際には、そのほとんどをお断りしています。

なぜでしょうか。

それは、イースマイルでは小さい頃から段階的に英語力を積み重ねているため、初めて英語を学ぶお子さんが高学年や中学生になってから既存のクラスに入ることが、非常に難しいからです。

長期一貫カリキュラム

発音・フォニックス・音読で育ててきた力

特に、発音やフォニックス、音読については、長い時間をかけて丁寧に指導しています。

  • 英語の音を正確に聞き分けること。
  • 単語を文字と音のルールに基づいて読むこと。
  • 英語らしい音のつながりや強弱、リズムを意識して音読すること。

こうした指導は、一般的な英語教室では必ずしも十分な時間をかけて扱われるものではありません。

イースマイルの生徒たちにとっては、ほぼ毎日のように当たり前のように取り組んでいることになっているのだと思います。

しかし、その「当たり前」は、決して当たり前ではないのです。

  • 英語を聞いた瞬間に意味を理解する力。
  • 英文を日本語に訳さずに読み進める力。
  • 自然な英語のリズムや発音。
  • 自分の考えを瞬時に英語で表現する力。

こうした力は、何年もの学習を通して少しずつ育ってきたものです。

今、高学年で学んでいる生徒の皆さんには、自分たちがこれまでにどれほど多くのことを学び、大切な力を身につけてきたのかを、ぜひ知ってほしいと思っています。

そして、保護者の皆さまにも、その価値を知っていただきたいのです。
イースマイルが、初心者の新規入会を原則として小学2年生までとしているのも、この積み重ねを大切にしているからです。
途中から同じ学習内容に追いつくことが難しいほど、段階的に力を育てているのです。

中学生の3年間で英語力が大きく花開く

だからこそ、これまで何年もかけて身につけてきた力を、中学生になってさらに伸ばしてほしい。
中学での3年間は、飛躍的に英語力が伸びていく時期です。
それまでにイースマイルで学んできたことが一気に花開いていくのが中学生クラスです。

英語学習をやめることで失われるかもしれないもの

私が何より心配しているのは、子どもたちが長年かけて育ててきた英語力の価値を、本人も保護者の皆さまも十分に知らないまま、学習を終えてしまうことです。

発音のトレーニングは筋力トレーニングと似ている

英語の発音は、知識として理解するだけでは十分ではありません。
舌や唇、あごなどの動きを繰り返し練習することで、自然に発音できるようになります。

これは、スポーツや筋力トレーニングと似ています。

練習を積み重ねることで上達しますが、長期間練習しなければ、身につけた発音が不安定になったり、自己流に戻ったりすることがあります。

特に、定期的に発音を確認してもらい、修正しながら練習する環境がなくなることは、大きな損失です。

英語を聞き取り、瞬時に理解して表現する力も、継続的に使うことで磨かれていきます。
その機会がなくなると、どうなってしまうかを是非考えてみて欲しいのです。

学校のテストだけでは測れない英語力

学習塾に切り替え、文法や単語の知識が増え、学校の定期テストでも良い点数を取っていれば、英語力は順調に伸びているように見えるでしょう。

しかし、その一方で、発音やリスニング、英語を瞬時に理解して表現する力を十分に磨ける機会が失われてしまったとしたら……。

実は、気づかないうちに、これまで育ててきた英語力が衰えていく可能性があるんです。

その変化は、学校のテストの点数にはすぐには表れないかもしれません。

生徒さんが、そのことに気づくのは、何年も先になってから。
実際に英語を使おうとしたとき、初めて自然な英語を聞き取ることや、自分の考えを瞬時に伝えることの難しさに気づくのです。

私は、そのようなことを残念に思います。

もちろん、イースマイルを辞めたからといって、それまで身につけた力がすべて失われるわけではありません。
その後も適切な学習を続ければ、さらに英語力を伸ばすことはできます。

しかし、一般的な塾に通う選択をした場合、今まさに大きく伸びようとしている力を、十分に育てきれないまま、これまでの努力を活かせない可能性がある。
そのことを、ぜひ保護者様には知っていただきたいのです。

子どもの成長を信じて、親がぶれないこと

子どもの英語力を長い時間をかけて育てるためには、ご家庭の姿勢もとても大切です。

子どもの気持ちに耳を傾けながら支える

子どもは、成長の過程で気持ちが変わるものです。

「宿題が大変」
「今日は英語に行きたくない」
「お友達が通っている塾に行きたい」

そんなことを言う日もあるでしょう。
また、周囲のお友達が塾に通い始めると、保護者の方も「うちも塾へ変えた方がいいのでは?」と不安になることがあると思います。

しかし、そこで一度考えていただきたいのです。
何のために、これまで何年も英語を学んできたのでしょうか。
どのような英語力を身につけてほしいと願い、ここまで学習を続けてきたのでしょうか。

周囲に流されず、長期的な目標を大切にする

その目的を見失い、周囲の動きや一時的な感情に合わせて学習環境を次々と変えていては、長期的な成長を望むことは難しくなります。

いわゆる「英語教室ジプシー」になってしまうことは、できるだけ避けてほしいのです。

もちろん、お子さまに合っていない環境で、無理に学習を続ける必要はありません。

子どもの気持ちに耳を傾けることは、とても大切です。
しかし、子どもの気持ちに耳を傾けることと、その時々の気持ちに振り回されて教育方針を変えることは違います。

大切なのは、長期的な目標を見失わないことです。

英語学習には、成果が目に見えやすい時期もあれば、努力しているのになかなか成長を実感できない時期もあります。

しかし、目には見えないところで、少しずつ力が育っていることがあります。

何事も、輝かしい成果は一朝一夕に生まれるものではありません。
地道な努力を積み重ね、継続してきた人だからこそ、到達できるところがあります。

子どもが迷うときこそ、保護者の皆さまには長い目で成長を見守り、ぶれずに支えていただきたいと思っています。

長く続けてきたからこそ、見られる成長がある

中学生クラスで花開く子どもたちの英語力

今、中学生クラスの子どもたちは、本当に素晴らしい成長を見せてくれています。

すでに英検2級に合格している生徒が2人、今回の英検で2級の一次試験に合格した生徒が4人と、
小さな頃から通ってくれている生徒さん達が、「通っていて本当に良かった」と喜んでくれています。

スピーチコンテストで府大会ファイナルに出場することになった生徒さんもいます。

塾に通わずに、学校のテストでも学年トップをキープしている生徒さんも少なくありません。

小学生の頃にはまだ十分に表れていなかった力が、中学生になって次々と花開いていく。
その姿を見るたびに、長年の積み重ねの大切さを実感します。

教室と家庭が同じ方向を向くことの大切さ

そして、その成長を可能にしているのは、子どもたち自身の努力だけではありません。
イースマイルの教育方針を理解し、長い目でお子さまの成長を支えてくださった保護者の皆さまの存在があります。

現在、中学生クラスに通ってくださっている保護者の皆さまには、心から感謝しています。
小学生の頃から積み重ねてきた学習の価値を認め、中学生になっても継続してくださっていることを、本当に嬉しく思っています。

教室とご家庭が同じ方向を向き、子どもたちの成長を信じて学びを積み重ねていく。
その中で、生徒たちが新しい力を身につけていく姿を見られることは、私にとって何よりの喜びです。

イースマイルが目指す、生涯にわたる英語学習

イースマイルが大切にしているのは、目先の成果だけではありません。
私は、生徒一人ひとりの将来、そしてその先の人生を真剣に考えています。

英語学習を数年という短い期間で捉えるのではなく、生涯にわたる学びという長期的な視点に立ち、子どもたちが将来、世界で活躍できる英語力を育てることを目指しています。

  • そのために、いつ、何を、どのような順番で学ぶことが最も効果的なのか。
  • 限られた時間の中で、どうすれば効率よく、確かな英語力を身につけられるのか。

常にそうしたことを考えながら、指導しています。

卒業後も続いていく英語との関わり

そして、もう一つ大切にしていることがあります。それは、イースマイルを卒業した後の英語学習です。

私自身、今も一人の英語学習者として学び続けています。
その中で、良い先生を見つけること、自分に合った学習環境を選ぶことの難しさを痛感しています。

どんな先生に出会うか。
どのような環境で学ぶか。

それによって、英語力の伸び方だけでなく、学習へのモチベーションも大きく変わります。
良い先生との出会いが、英語を学ぶ楽しさを何倍にもしてくれることもあれば、学習方法や環境が合わず、意欲を失ってしまうこともあります。

だからこそ、子どもたちには、イースマイルを卒業した後も、良い環境で英語を学び続けてほしいのです。

先生選びや学習環境まで見据えたサポート

高校生になったとき。
大学生になったとき。
そして、社会に出てからも。
それぞれの成長段階や目標に応じて、さらに英語力を伸ばしていけるよう、先生選びや学習方法、学習環境についてもご提案することができます。

イースマイルには、教室を卒業した後の英語学習まで見据えたサポートがあります。

卒業することが、英語学習のゴールではありません。

生涯にわたって英語を学び続け、その力を人生に生かしていく。
その長い道のりを見据えて、日々の指導に取り組んでいます。

イースマイルが一緒に学んでいきたいご家庭

最後に、これからイースマイルへの入会を考えてくださっている保護者の皆さまに、お伝えしたいことがあります。

中学生までの継続を見据えた入会について

イースマイルは、短期間だけ英語に触れることを目的とした教室ではありません。

小学生の間にしっかりと土台を築き、中学生になってその力を大きく伸ばすことを目指した教室です。
だからこそ、入会をご検討いただく際には、小学生の数年間だけではなく、ぜひ中学生までの継続を見据えていただきたいと思っています。

もし最初から「英語教室は小学生まで」と決めていらっしゃるのであれば、イースマイルの教育方針とは、うまくマッチングしないかもしれません。

もちろん、子どもたちの成長や生活環境は、それぞれ異なります。
将来のことを、今すべて決めることはできません。
中学生になれば、部活動や受験勉強との両立が難しくなることもあるでしょう。

それでも、英語学習を長い目で捉え、時間をかけて力を育てていくことの大切さに共感していただけるご家庭と、一緒に歩んでいきたいと考えています。

子どもの可能性を長い目で育てていくために

私は、中学生まで継続して学び、その先の成長を目指す子どもたちを教えたいと思っています。
それは、単に長く教室に通ってほしいからではありません。

小学生の間に大切に育ててきた力が、中学生になってどのように発展し、どれほど豊かな英語力につながっていくのか。
その成長を、子どもたち自身に経験してほしいからです。

子どもたちに何年もの努力を求める以上、私は、その努力が大きな成果につながるところまで、責任を持って育てていきたいのです。

まとめ|継続した先にこそ、見える景色がある

今、子どもたちの中には、まだ十分に目には見えない、大きな可能性が育っています。

その力がどこまで伸びていくのか。
私は、子どもたち自身にも、保護者の皆さまにも、ぜひその成長を経験してほしいと思っています。

英語がわかる喜び。
英語を通して新しい世界を知る面白さ。
そして、自分の考えを英語で伝えられる自信。


そこまで育てることが、イースマイルの目指す英語教育です。
何事も、本当に大きな成果は、一朝一夕には生まれません。
積み重ねてきた努力を信じ、継続した先にこそ、見える景色があります。

小学校卒業は、英語教室のゴールではありません。

その先にこそ、これまで積み重ねてきた学びが大きく花開く時期が待っています。
そして、その長い道のりを、これからもご家庭とともに歩んでいきたいと思っています。

イースマイルの教育方針に共感し、お子さまの将来を長い目で考えてくださるご家庭との出会いを、心から楽しみにしています。

この記事を書いた人

子ども英語の世界に足を踏み入れて
25年が経ちました。
英語講師という仕事は天職だと思うくらい、
毎日かわいい生徒さんに囲まれて
幸せを感じています。

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