95点、98点、99点。あと1点、あと2点が届かない中学生へ。

最近、中学生のテストを見ていて思うことがあります。
イースマイルの生徒さんたちは、本当によく頑張っています。
90点台を取る生徒もたくさんいます。
でも、その中には95点、98点、99点…。
あと少しで100点なのに、ケアレスミスで満点を逃してしまう生徒さんが少なくありません。
もちろん、90点台は十分に立派な点数です。
でも私は、「よく頑張ったね」で終わらせるのは、あまりにももったいないと思うんです。
100点を取れる力があるのですから、その力を最後まで発揮させてあげたい。
100点を取る喜びを経験させてあげたい。
そんな思いから、今日は私が中学生の頃に実践していた「学校のテストで100点を取る方法」について書こうと思います。
学校の英語テストで100点を取るために私が実践したこと
正直なところ、中学1年生の頃の私は、英語のテストで80点台を取ることもありました。
ところが、中学2年生になると、安定して毎回100点が取れるようになりました。
私がやったことは、とてもシンプルです。
- 教科書の音読をして、本文を暗唱したこと
- 教科書の日本語訳から、元の英語を完璧に書けるようにしたこと
- 問題演習の量を徹底的に増やしたこと
それだけです。
すると、同じような問題を何十問、何百問と解いているうちに、あることに気付きました。
それは、「出題者の意図が見えるようになった。」ということです。
「ここで三単現の s を付け忘れる子が多いんだな。」
「ここは複数形を書き忘れやすい問題だ。」
「ここは時制を間違えさせたいんだな。」
「ここはスペルミスを狙っている。」
そんな風に、『ここで受験者を引っ掛けたいんだな。』というポイントが分かるようになったのです。
だから私は、問題を解き終わると、そのポイントを一つずつ確認していました。
そのおかげで、中学2年生以降は、英語のテストでほぼ毎回100点を取ることができました。
そして、そのような緻密な勉強の仕方を中学生の時に身につけていたので、センター試験でも、ほぼ満点を取ることができました。
正解できるはずの問題を落とさず、確実に得点に繋げていく。
それが学校のテストや入試を受ける際には非常に大きな影響を与えることになります。

100点を取るにはテストを受ける「技術」が必要
学校のテストは、英語力だけで決まるものではありません。
高い点数を取るには、テストの受け方に技術が必要なんです。
例えば、
① 出題文を最後まで丁寧に読むこと
問題は分かっていたのに、答え方を間違えて減点される。これは本当にもったいないミスです。
問題を解く前に、まず出題文をよく読む習慣をつけましょう。思い込みで答えないことが大切です。
② 出題形式に慣れること
学校の定期テストには、ある程度決まったパターンがあります。
問題演習を繰り返していると、「この形式なら、この答え方。」という型が身についてきます。
型が身につくと、迷う時間が減り、ミスも減ります。
③並び替え問題は、大きなスペースのあるところにきれいに文章を書く。
問題用紙の空いている狭いスペースに並び替えた文章を書こうとするから、見にくくて、勘違いが発生するのです。プリントの裏などの、大きな余白を見つけましょう。
選んだ単語はその度に斜線を引き、使っていない単語がないか確認しましょう。
文章を作ったら、最初から最後まで新たな気持ちで黙読しましょう。
④ポイントを抑えた見直しをする。
見直しにも、ポイントがあります。
漠然と見返すだけでは、間違いに気づけません。きちんと何をチェックするべきなのか、チェック項目を頭に入れておきましょう。
意外にも多くの中学生は何をチェックすればいいのかがわかっていない事が多いのです。
私が毎回確認していたチェックポイントは以下の通りです。
英語テストで見直すべきチェックポイント8つ

時制
英文の場合は、
yesterday, now, every day, tomorrow
などの表現を意識的にチェックしましょう。
そして、自分の回答の動詞の時制が一致しているか確認します。
問題文の日本語は、「~ます」なのか「ました」なのか、文章の一番最後をしっかりと読む。これが重要です。
現在形なら三単現の s
he・she・it が主語なのに、動詞に s を付け忘れていないか。
studyがstudiesみたいに語形変化をするものは要注意ですね。狙われるポイントです。
名詞
a・an・the を付け忘れていませんか。名詞に s や es は必要ありませんか。
日本人に一番難しいのが名詞の扱い方です。名詞を書く時には注意が必要です。特に単数名詞にはくれぐれも要注意です。
スペル
一語ずつ丁寧に確認します。
a とu、 nとh など判別しにくい文字を書いていないか確認をしましょう。
大文字・ピリオド
文の最初は大文字。人の名前、国の名前、曜日、月の名前などは大文字で始まります。
文末には . や ? を忘れていませんか。
中学生は意外と?の書き忘れが多い傾向にあります。
疑問文・否定文
Do と Does。
be動詞と一般動詞を混合していませんか?
助動詞
形は正しいですか。
前置詞
in on at to for with
など、小さな単語ほど見落としやすいものです。
最後に問題文の日本語をもう一度読む
問題は何を聞いていますか。
答えは質問に合っていますか。
中学生は問題文をきちんと読まず、思い込みで回答をしている生徒が少なくありません。問題文をしっかりと読むのは基本中の基本です。
特に並び替え問題なら、何番の単語を抜き出すのかは要注意です。
今回のテストでも これを間違えて10点を失った生徒さんが複数いました。
すごくもったいないですよね。
どんなに悔しかったかと思います。
記号で答えるのか単語を書くのか、
とにかく、要求されていることを、要求されている形通りに答えるのが重要です。
最後に自分の書いた英文をもう一度読む
新たな気持ちで、自分の書いた英文を最初から最後まで黙読してみましょう。
「木を見て、森を見ず」ということがないように、全体をもう一度確認するのです。
学校のテストには、「減点されやすいポイント」があります。
まずは、それを知ることから始めましょう。
英語のテストは、障害物走と同じ。
いくつもの障害物が立ちはだかっているということを意識することが大切です。
それを全てクリアできて初めて得点に繋がります。
問題演習で身につけたい「出題者の意図」を読む力
「問題演習は大切です。」
これは、どこの塾でも言われます。
英語は楽器演奏やスポーツと同じで反復練習が必要なので、当然のことです。
でも、実は、もう一つ、育てるべき力があるんです。
それは、
出題者の意図を読む力。
どこで受験者が間違えるのか。どこで減点されるのか。
それを客観的に分析する習慣を付けると、見えてくる世界が変わります。
そこまで戦略的に取り組むと、学校のテストで高得点を取ることは、それほど難しいことではなくなります。
テストで100点を取るのは、ゲームを攻略していくのと似ていて、相手をよく知って、戦略を持って戦えば、必ず攻略できます。
ここで念押ししておきますが、今回のブログは、毎回のように95点~99点ぐらいを取っている生徒さんに向けてのアドバイスです。
だから、とてもハイレベルな事が書かれています。
でも、もし本気で100点を取りたいと思うのなら、是非実践してみてください。
100点と99点の壁は厚く、かなり高いものなので、相当の努力が必要になるのですが、その分、大きな力が付くことは間違いありません。
学校の100点と、本当の英語力は違う

最後に一つだけ伝えたいことがあります。
ここまで、学校のテストで100点を取る方法について書いてきました。
でも、私は一つだけ誤解してほしくないことがあります。
学校のテストで100点が取れることと、英語でコミュニケーションが取れることは、まったく別の力です。
私はこれまでたくさんの子どもたちを見てきました。
学校のテストでは70点台でも、笑顔で会話を楽しみ、自分の考えをしっかり伝えられる子がいます。
反対に、学校のテストでは100点近く取れても、会話になると表情が暗く小さな声でしか話せない子もいます。
つまり、学校のテストだけでは測れない英語力があるということです。
もちろん、学校のテストで高い点数を取ることには意味があります。
内申点にもつながりますし、自信にもなります。
だから、高い点数が欲しいなら、そのための技術を身につければいい。
今日ご紹介したことは、その技術です。
でも、それはゴールではありません。
本当に大切なのは、その先です。
- 英語を使って人とつながること。
- 自分の考えを伝えること。
- 相手の話を理解すること。
社会に出れば、そのような力が求められる場面の方が、ずっと多いでしょう。
だからイースマイルでは、
「学校で点数が取れる英語」と、「実際に使える英語」の両方を育てたい。
そう考えています。
テストの100点は、とても素晴らしいことです。
でも、それはゴールではありません。
英語で世界を広げるための、大切な通過点の一つなのです。
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