英語力のある子はやっている。ここで差がつく「多読」の力

多読とは?英語ができる子が続けている学習法
「英語絵本が良いと聞くけれど、何を読ませればいいのかわからない。」
「買っても読まなかったらもったいない。」
「そもそも英語が苦手な自分にできる気がしない。」
そんな声をよく耳にします。
英語学習というと、
- 単語を覚える
- 文法を勉強する
- 問題集を解く
というイメージを持つ方が多いかもしれません。
もちろんそれも大切ですが、英語力を伸ばすために欠かせないのが「多読」です。
多読とは、簡単な英語の本をたくさん読む学習法です。

多読で得られる5つの効果
多読には、英語力を総合的に伸ばす5つの大きなメリットがあります。
① 英語を英語のまま理解できる
日本語に訳しながら読む癖が減り、読むスピードが上がります。
② 語彙が自然に増える
本の中で何度も出会うことで、単語が自然に定着します。
③ 文法感覚が身につく
英語の語順や表現を感覚的に理解できるようになります。
④ 英検や学校英語に役立つ
読解力・語彙力・文法感覚が総合的に伸びます。
⑤ 英語への抵抗感がなくなる
英文に触れることが日常生活の一部になり、長文への苦手意識が減ります。
多読で大切なこと
簡単すぎるくらいの本をたくさん読む
多読では、「簡単すぎるくらいの本をたくさん読む」ことが大切です。
難しい本を無理して読むのは逆効果。
絵や流れを楽しみながら読み進めることがポイントです。

読み始めて、面白くないなと思ったら 読むのをやめて他の面白い本を探しましょう。
無理しない、あくまで内容を楽しむことを優先してください。
多読はいつから始めればいいの?

多読は早ければ早いほどおすすめです。
文字が読めなくても大丈夫。
CDや音源を流しながら親子でページをめくったり、読み聞かせをしたりするだけで十分です。
自分で読めるようになる前から英語絵本に親しんでおくことが大切です。
英語が苦手なママでも大丈夫?
ここまで読んで、「英語が苦手な私には難しそう…」と思われた方もいるかもしれません。
でも、難しく考える必要はありません。親子の会話は日本語で大丈夫です。
ママ「おもしろかったね」
「この動物かわいいね」
「次はどうなるかな?」
そんな会話で十分です。
大切なのは、英語で会話をすることではなく、親子で絵本を楽しむことです。
多読は、最初から難しい本を読むわけではありません。ごくごく簡単な絵本からスタートします。
- 絵を見ながら楽しめる本。
- 短いフレーズが繰り返される本。
- 文字が少ない本。
そんなところから始めれば十分です。
また、教室で貸し出している絵本の多くにはCDなどの音源がついています。
保護者の方が英語を読まなくても、音源を流しながら一緒にページをめくるだけでも立派な英語時間です。
完璧な発音で読む必要もありません。
英語を教える必要もありません。
まずは親子で一緒に楽しむこと。それが何より大切です。


自分で読めるようになってからも続けてほしい理由
自分で読めるレベルと、読み聞かせで理解できるレベルは違います。
読み聞かせなら、子どもが一人では読めない少し上のレベルの本にも触れることができます。その積み重ねが長文への抵抗感をなくし、自分で読めるレベルをどんどん引き上げてくれます。
小学生までは親子で楽しむ
私は、「読んでおいてね」と子ども一人に任せられるようになるのは中学生くらいからだと思っています。
それまでは親の関わりがとても大切です。
今日はどんなお話だった?
何が面白かった?
そんな会話だけでも十分です。英語を勉強として扱うのではなく、親子で絵本を楽しむ。その姿勢が何より大切だと思います。
多読だからこそ身に付けられる英語力
私自身が実感した多読の魅力とその力
私も子どもたちが小さい頃から英語絵本を読んできました。
親子で並んで座り、一緒にページをめくりながら物語を楽しむ。
いつも、寝る前にはベッドの中で、30分から時には1時間以上、英語だけでなく、日本語の絵本も読み聞かせをしました。
笑ったり、驚いたり、同じ本を何度も読んだり。今振り返っても、その時間は私の人生の中で至高の時間です。
私自身は中学校から英語を「勉強」として始めたので、難しい文章をたくさん読んできました。
でも、我が子と多読に取り組んで、こんな楽しい世界があったんだ!と感動したんです。
自分の身近な話題から英語に触れられるのは、学校の学習ではできることではありません。こんな風に英語と出会いたかったと心から思いました。
我が子が日本語の絵本の読み聞かせの時と何ら変わらず、英語の絵本の読み聞かせを夢中になって聞き入り、時には笑い転げる様子を見て、なんて素敵な光景だろうと感動したものです。
実際に我が子の英語力がグングン伸びたのを目の当たりにして、英語力を伸ばすには簡単な英語の大量インプットが欠かせないと実感しました。
(もちろん、日本語もそうですね。英語力の前に国語力が必要ですから、かならず日本語の絵本の読み聞かせも取り組んでくださいね。)
多読で英語のセンスが育つ
高学年になると、多読を続けてきた子とそうでない子では読むスピードに大きな差が出ます。
英語を英語の語順のまま理解する感覚が育っているからです。
私はこれを
「英語のセンスが育っている状態」
だと感じています。
学校の勉強だけでは身につかない素晴らしい感覚です。
読むスピードが速いと、英検や受験の長文問題で有利なのは明らかですね。また、長い文章の中に知らない単語があっても読み進めるだけのメンタルが育つのも良い点です。
全体像を見て、要点を掴むのが上手くなるので、長文読解が得意になります。
結果的に試験に強い英語力が育っていくんですよ。


多読は視野も広げてくれる


絵本を通して子どもたちは海外の文化や価値観にも触れます。
英語力だけでなく、世界の事に関して
「もっと知りたい」
「もっと読んでみたい」
という気持ちも育っていきます。
その思いが、英語学習を継続するモチベーションに繋がります。
イースマイルの英語絵本貸し出しについて
幅広い英語レベルの蔵書
多読が良いと分かっていても、
- 何を読ませればいいかわからない
- 本代がかかる
という悩みがあります。
そこで当教室では英語絵本の貸し出しを行っています。
イースマイルの蔵書は、園児さん向けのやさしい絵本から、英検準1級レベルに対応できる本まで幅広く揃えています。
また、
- 物語
- 科学
- 自然
- 歴史
- 社会
- ノンフィクション
など、さまざまなジャンルの本を取り揃えています。
子どもによって興味を持つ分野は違います。
動物が好きな子。
科学が好きな子。
お話が好きな子。
だからこそ、一人ひとりの興味やレベルに合った本に出会えることが大切だと考えています。






また、多読で人気のシリーズはほぼ揃えています。
レベルに合わせて少しずつ読み進めながら、お気に入りのシリーズに出会い、続きが読みたくて自然に本を手に取る。そんな姿もよく見られます。
さらに、ほとんどの絵本にはCDなどの音源もついています。
絵本を読みながら音声を聞くことで、目からも耳からも英語をインプットすることができます。
👉 教室の多読絵本一覧はこちら
紙の絵本だからこその価値
今はデジタルブックもあります。便利な時代になりました。
それでも私は紙の絵本が好きです。
ページをめくる感触。
親子で同じ絵を見て笑う時間。
隣に座って一緒に物語を楽しむ時間。
そうした温かい体験は紙の絵本だからこそ生まれるものです。英語を学ぶためだけではなく、親子で同じ時間を共有するためのツールとしても絵本には大きな価値があります。
親子で絵本を読む時間は一生の宝物
私自身、子どもたちと英語絵本を読んだ時間は人生の中でも至福の時間でした。
だからこそ、多読は英語力を伸ばすためだけのものではないと思っています。
子どもはあっという間に大きくなります。一緒に絵本を読んでくれる時期は、思っているよりずっと短いものです。
だからこそ、その時間を大切にしてほしい。
英語絵本は、英語力を育てるだけでなく、親子の思い出も育ててくれる存在だと思っています。
よくある質問
Q. 1日にどれくらい読めばいいですか?
毎日でなくても大丈夫です。まずは週に数回でも構いません。
大切なのは長時間読むことではなく、英語の本に触れる習慣を作ることです。
Q. 読み終わった後に内容を理解しているか確認した方がいいですか?
テストのように確認する必要はありません。
「どんなお話だった?」
「どこがおもしろかった?」
そんな会話だけで十分です。
Q. わからない単語は調べた方がいいですか?
基本的には調べなくて大丈夫です。
絵や流れから意味を推測しながら楽しむことが、多読では大切です。レベル的に見開き2ページに5語以上、知らない単語がある絵本は難しいと思います。
スラスラと理解できるレベルの本を選ぶことが大切です。
まとめ
英語力は一夜にして伸びるものではありません。
発音・音声インプット・フォニックスと並行して多読を続けることで、英語を理解する土台が育ちます。
英語を「勉強する」のではなく、英語で「読むことを楽しむ」。
その積み重ねが将来の大きな英語力につながります。
そして何より、親子で絵本を楽しんだ時間は一生の宝物になると思います。
英語力は後からついてきます。まずは親子で絵本を楽しむことから始めてみてください。
イースマイルでは、多くのご家庭が英語絵本の貸し出しを利用しながら多読に取り組んでいます。
最初は
「続けられるかな」
「英語が苦手だから不安」
とおっしゃっていた保護者の方も少なくありません。
それでも、実際に取り組んでみると、絵本の楽しさに保護者様の方が夢中になることも少なくありません。ぜひ、あなたもチャレンジしてみてください。
きっと、毎日の暮らしの中にお子さまとの幸せな時間が増えますよ。














