問題集、ノートに書かせていませんか?成績が伸びる子の学習法

成績が伸びる子の学習法

「問題集には書き込まず、ノートに答えを書きましょう」
多くの塾でよく言われる指導です。

しかし、イースマイル英語教室では、問題集に直接書き込む方法を基本としています。
その理由は、学習効率を最大化するためです。

目次

ノート学習が非効率になる3つの理由

① 時間のロスが大きい

問題集を見て、ノートに書く。
一見小さな動作ですが、これを何十問・何百問と繰り返すことで、大きな時間ロスになります。
学習において大切なのは問題量です。
その量を確保するためには、無駄な工程を減らすことが重要です。

② 脳への負担が増える(ワーキングメモリ)

問題を見て、一時的に頭に保持し、それをノートに書く。
この作業は、「考えること」とは別の処理を同時に行っています。
つまり、本来「理解」や「定着」に使うべき脳の力が、余計な作業に使われてしまいます。

学習では
一点集中(1つのことに集中する)が非常に重要です。

③学習効率が下がる

大切なのは「最短距離で反復すること」当教室では、できるだけシンプルに、最短距離で反復する学習を大切にしています。

問題集に直接書き込むことで、
・時間のロスを減らす
・脳の負担を減らす
・効率よく反復できる

というメリットがあります。

また、見返したときに「どこをどう間違えたか」が一目で分かるため、復習の質も上がります。

本当に必要なのは「問題量」と「バリエーション」

「繰り返し解けるようにノートに書く」という考え方もあります。

しかし実際には、同じ問題を何度もやり直す生徒は多くありません。
また、同じ問題は解けても、少し形が変わると解けないというケースも非常に多いです。

そして、優秀な生徒の場合、一度見た問題はすぐに答えが浮かんでしまうので、
同じ問題集を解く意味がないんです。

本当に必要なのは「問題量」と「バリエーション」
大切なのは、同じ問題を繰り返すことではなく、さまざまな問題に触れることです。
異なる角度から出題された問題に数多く触れることで、

・本当の理解
・応用力


が身につきます。

どんな形で問われても対応できる力こそが、安定して高得点を取るために必要な力です。

パターンドリルと応用問題の正しい使い分け

もちろん、基礎を身につけるためにパターンドリル(型の反復)はとても重要です。
最初は、正しい形を身につけるために、ある程度の問題量が必要です。

ただしここで大切なのは、自動化できるまでの時間には個人差があるという点です。

同じ量で定着するとは限らないため、一人ひとりに合わせた調整が必要になります。

おすすめの問題集(基礎〜応用)

イースマイル英語教室では、目的に応じて問題集を使い分けています。

■ パターンドリル(基礎・自動化のため)

基礎を固め、自動化を促すためには、シンプルで反復しやすい問題集が適しています。
おすすめは以下のような教材です。

・Winpass
・精選トレーニング
・パターンドリル
・Key ワーク(教科書準拠)

winpass
精選トレーニング
パターンドリル
Keyワーク

これらは、基本的な型を繰り返し練習できる構成になっており、無理なく「できる状態」を作ることができます。

■ 応用問題(思考力・対応力を育てるため)

基礎が身についてきたら、少しずつ問題のバリエーションを増やしていきます。
おすすめは以下のような教材です。

・新中学問題集

新中学問題集
新中学問題集
新中学問題集

これらは、さまざまな角度から出題されるため、どんな問題にも対応できる力を育てることができます。
※お子さまのレベルや理解度によって適切な教材は変わります。

自動化とは何か?学習効率を高める考え方

学習で非常に重要なのが「自動化」です。
自動化とは、考えなくても自然にできる状態のことです。

例えば英語であれば、

・語順
・文法の基本パターン
・よく使う表現


が、考えなくてもスッと出てくる状態です。

この状態になると、脳に余裕が生まれ、より高度な内容に集中できるようになります。

自動化には「音読」が最も効果的

特に英語学習では、音読の繰り返しが自動化を強く促進します。
問題を解いて終わりではなく、必ず音読することで、

・語順
・リズム
・表現


がそのまま身につきます。

書けるようになったら「口頭練習」へ

綴りが完璧に書けるようになったら、すでに書ける内容を何度も書く必要はありません。
その段階では、

口頭でどんどん解いていく方が効率的です。

例えば、

・誰かに答えを見てもらい、口頭で答える
・AIに音声を聞かせて文字起こしし、自分でチェックする


といった方法で、高速にトレーニングすることができます。
賢く時短で要領よく取り組んでいきましょう。

学習は2段階で考える

当教室では、学習を次の2段階で考えています。

① パターンドリルで「型」を作る
② 異なる問題で「応用力」を育てる


この2つをバランスよく行うことで、本当に使える力が身につきます。

自動化できたら、次は「量」

自動化ができたら、やることはシンプルです。
効率よく量をこなすこと

この段階では、同じ問題を繰り返すよりも、さまざまな問題に触れることが重要です。
まずは標準レベルのものに取り組み、できるようになったら発展レベルのものに進んで、少しずつレベルを上げながら何度もスパイラルに学びましょう。

螺旋階段

この考え方はすべての教科に共通します

これは英語だけの話ではありません。
数学(算数)・国語・理科・社会すべてにおいて、効率よく学ぶことが結果を大きく左右します。

これからの学習では、
「どれだけ時間をかけたか」ではなく
「どれだけ効率よく学べたか」

が重要です。

まとめ

  • 問題集は直接書き込む方が効率的
  • 無駄な工程は学習効率を下げる
  • パターンドリルで型を作ることは必要
  • ただし、自動化には個人差がある
  • 音読が自動化を強く促進する
  • 書けるようになったら口頭練習
  • 最終的に必要なのは「量」と「バリエーション」

イースマイル英語教室では、お子さま一人ひとりに合った方法で、最短距離で力を伸ばすことを大切に指導しています。

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この記事を書いた人

子ども英語の世界に足を踏み入れて
25年が経ちました。
英語講師という仕事は天職だと思うくらい、
毎日かわいい生徒さんに囲まれて
幸せを感じています。

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