長く通う子が育つ理由―英語がグンッと伸びる子に共通する“3つの習慣”と家庭の関わり

英語がのびる3つの習慣


英語教室を長く続けているお子さんには、共通点があります。
そして、「ただ長く通っている」だけでなく、「しっかり伸びている」子には、もっとはっきりとした特徴があるのです。
この記事では、そうしたお子さんたちに見られる共通点と、保護者の方にできる関わり方を具体的にご紹介します。

目次

伸びる子に共通する3つの習慣

① 小さな「できた!」を積み重ねている

伸びる子は、大きな成功よりも「Hello! が言えた」「フォニックスで読めた」など、小さな達成を喜ぶ姿勢があります。これを教室だけで終わらせず、家でも共感し、認めてくれる大人の存在があることで継続の力に。

家庭でできること:
「すごいね!」ではなく、「○○ができるようになったね!」と具体的に褒めてあげることが効果的

② 間違いを恐れず、試そうとする

発音や答えが間違っても、怖がらずに話してみようとする。これは、“間違えてもいい”という安心感が教室と家庭の両方で育っているからです。

家庭でできること:
間違っていてもすぐに直さない。まずはできている所を褒めてあげてください。英語に取り組んでいること自体が素晴らしいということをママは忘れずに。

③ 教室の外でも“英語がある環境”を楽しんでいる

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週1回のレッスンだけでなく、家で英語の歌や絵本、YouTube、アプリなどで自然に英語に触れている。
親の「楽しもう」という姿勢が、お子さんにとっての“英語=生活の一部”という認識に繋がっています。

家庭でできること:
英語の動画を「一緒に楽しむ」時間を作る。無理に勉強っぽくせず、“生活の中に英語”を意識的に入れるのがポイント。
子どもがレッスンでどんなことをしているか興味を持って、それを意識的に生活の中でママが率先して使ってあげれば効果抜群ですよ。

教室と家庭の“いい連携”とは?

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英語教室だけでは限界があります。
でも、家庭のサポートが“詰め込み”になってしまっても、子どもは疲れてしまいます。
そこで大切なのが、以下のような「応援型の関わり」です。

✅ 教室でのことに関心を持つ
→「今日はどんなことしたの?」「何が楽しかった?」と中身より“気持ち”に注目して聞く。

✅ 子どもの変化に敏感になる
→「前より声が大きくなったね」「〇〇の単語、言えるようになったね」と成長を言葉にして伝える

✅ 教室と定期的にやり取りをする
→心配事だけでなく、「最近こんなことができるようになりました!」「こんな嬉しいことがありました!」などポジティブな共有も大歓迎です!
我が子の英語力をより効果的に伸ばしたいなら、案外、一番大切なことはこれかもしれません。

✅ イベントに積極的に参加させる
→伸びている子達は、発表会やセミナーなど、普段のレッスン以外のイベントにも積極的に参加しています。そこで成功体験を重ね、達成感を味わうことで、モチベーションアップに繋がっています。


伸びる子は、“すごい能力”を持っているのではなく、
「安心して間違えられる環境」
「続けたいと思える応援」
「英語を楽しめる習慣」
に支えられています。
教室とご家庭がしっかりと手を取り合いながら、子どもたちの“英語って楽しい!”を育んでいけたら嬉しいです。


この記事を書いた人

子ども英語の世界に足を踏み入れて
25年が経ちました。
英語講師という仕事は天職だと思うくらい、
毎日かわいい生徒さんに囲まれて
幸せを感じています。

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