園での英語レッスン、どうなの?
この2年ほど、すごく気になっていることがあるんです。
それは何かと言うと、体験レッスンに来られる園児さんの英語についてなんです。
園児さんといえば、これまでは真っさらな状態で体験レッスンに来てくれる事が多いので、最初から良い英語がさっと入っていくものだったんですが、最近の園児さんは日本語なまり、カタカナ発音がひどいんです。
どうしてかなとよくよく保護者様のお話をお聞きすると、幼稚園や保育園で英語の時間があるとおっしゃるんですよね。
大人数で一斉にアルファベットソングを繰り返し歌っているうちに、声の大きな生徒さんの発音が他の生徒さんにもインプットされているようで、耳を覆いたくなるようなカタカナ発音が定着しているようなんです。
一旦身に付いてしまったカタカナ発音を英語の音に修正していくのは本当に大変なので、この現象は本当に残念だなと思えてなりません。
こんな事なら、園で英語レッスンを導入してくれない方がマシなんじゃないのかなと思ってしまうほど。
何事も最初が肝心なんです。
だから、せっかくなら真っ白な状態でレッスンをスタートさせてあげたいですよね。
あんな酷いカタカナ発音の英語を聞かないで済むように、今後は親子クラスを開設したり(2022年度開設予定)、年少さんからのご入会をもっと強くお勧めしなければいけないなと思っています。
英語教室に通わない日本の子どもたちは、園でカタカナ英語を覚えて、小学校でもカタカナ英語にどっぷりとつかり、中学、高校もその延長線上で学習していくのかと思うと、暗澹たる気持ちになってしまいます。
英語教室に通う子との教育格差がどんどん広がっていくでしょうね。